群馬県清酒品評会と桑植え準備
昨日は、第44回群馬県清酒品評会でした。
県内17ある蔵の今年度の造りの集大成といえる吟醸酒が集められ、品質評価・順位決めが行われました。
机の上にドバーっと並べられたお酒の数々。
1つの蔵から最大5つのお酒を出せるため、90近い数のお酒を利き酒していきます。
習いたてながらもお酒を利いていきますが、大まかには捉えられるものの、細かい違いが分からず…(同じタンクに仕込んだお酒でも搾る順番が違うだけで、味が変わってくるので、そういうお酒が一瓶一瓶、別々に置いてあったりします。ひえ~っ。)
面白いと思ったのは、今の時点で華やかで、美味しいお酒も、数ヶ月後(ちょうど全国新種鑑評会のとき)には味が落ちてきてしまったり、逆に今落ちつているお酒も数カ月に管理方法の如何で伸びてくる可能性がかなりあるということでした。
お酒も人生ならぬ酒生、山あり谷ありなんでしょうね。
しかし、全国新種鑑評会に持っていけるお酒は1つとのことなので、本当に選定が大変そうです!
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養蚕の方は、今日桑苗が届きました。
1,000本注文したうちの575本です。
畑が甘楽富岡の農協に近いので、農協の建物のちょうど影になる場所に置かせてもらいました。乾燥させてはいけないので、この上からブルーシートをかぶせます。
午後は、自分が養蚕をやりたいと思い立ったときから大変お世話になっている方と明日の桑植えの準備作業。車を1時間ほど走らせて、道具もいろいろ持ってきていただいて、手弁当で来て下さいました。
この方も、自分が青年海外協力隊として派遣されたネパールに3年間、養蚕の専門家として活動されていたため、勝手にその大きな背中を追いかけさせていただいています。
畑のつくり方、手鍬の使い方、マルチの張り方、いろいろ教えていただきました。
1回、研修受けたから大丈夫だろうと思っていましたが、やはり実際に全部をやってみると全然具合が違いました。たかをくくっていた自分のなんと情けないこと…
しかし、こういう方と出会えたから、養蚕を「やりたい」という気持ちから「やるぞ」という気持ちに変わったんだなぁと改めて思いました。
そう養蚕業に携わる人は、みな一様に魅力的なのです。
このような方々にも、(運が良ければ)会える甘楽町にぜひ一度お越しください!
さあ、明日から1,000本植えていきます。
さてはて、終わるでしょうか… 汗)
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